日常は、いかなる時も唐突に砕け散る。
例えばそれは、 『立花響』がガングニールを手にした時のように。
或いはそれは、 『ヒト』が神の軛から解き放たれた瞬間のように。
ひとつの終焉、そのはじまりを携えて、 英雄を名乗る少女たちは告げる。
「わたしたちは、わたしたちの世界を救ってみせる」―― 「そのために、この世界を殺す」と。