わたしには、妹がいた 名前はセレナ・カデンツァヴナ・イヴ。誰にでも優しくて、 努力家で、わたしには少し甘えてくる、自慢の妹。
けれどあの日、セレナはみんなを護るために……ッ!
この世界でのセレナは、既にわたしを置いて旅立ってしまった。 だけど、並行世界ならば……?
並行世界の可能性、「もしも」がマリアの脳裏をよぎる。
そしてその可能性は……
現実となる……