数週間前に隕石騒動があったものの、S.O.N.G.は平穏そのものだった。 今回は大事になるようなこともなく、望ましい閑古鳥とのひと時を過ごせるかもしれない―― そんな風鳴弦十郎の願いを打ち破るように、響が駆け込んでくる。
「大変なんですッ、師匠が……ッ!」